習い事を諸事情で辞めなければならなくなったとき、先生にどうメールを書けばいいか悩みますよね。
「言いづらいな…」「失礼にならないかな…」と心配になるのは当然です。
この記事では、習い事を辞めるときのメールの例文と、マナーや気をつけるべきポイントをわかりやすく解説します。
もうメールに関して悩むことはなくなり、気持ちの良いやり取りをすることができますよ。
習い事を辞めるメールの基本的な構成
効果的なメールを書くには、以下の要素を含めましょう。
- 宛名(先生の名前)
- 自己紹介(子供の場合は保護者の名前も)
- 辞める旨の明確な伝達
- 辞める理由の簡潔な説明
- 具体的な退会日
- お世話になったことへの感謝の言葉
- 必要な手続きについての確認
- 締めの挨拶
これらの要素を含めることで、先生に失礼のない、誠意のこもったメールになります。
子供の習い事を辞めるメールの例文
それでは、実際の例文を見てみましょう。以下は、子供の習い事を辞める際のメールの例です。
〇〇教室
〇〇先生殿
いつも□□がお世話になっております。
□□の母、△△です。
本来であれば直接お会いしてお伝えするべきところですが、都合がつかずメールで失礼いたします。
この度誠に勝手ながら県外に引っ越しをすることになり、それにより〇月〇日をもって〇〇教室を辞めさせていただきたくご連絡を差し上げました。
〇〇先生のおかげで□□は、教室に通う以前よりも日々明るく過ごすようになり、いつも教室に行くのを楽しみにしておりました。
〇〇先生には心から感謝しております。
〇〇教室を辞めたあとも〇〇先生から学んできたことを心に、□□と共に成長をしていきたいと思います。
教室を辞めるにあたり必要な書類や手続きがありましたら、お忙しいところ大変恐縮ではございますがお手すきの際にご連絡いただけますと幸いです。
お手数をおかけしてしまいますが、何卒よろしくお願いいたします。
△△(自分の名前)
この例文では、辞める理由(引っ越し)を明確に述べ、先生への感謝の気持ちも丁寧に表現しています。
また、具体的な退会日も明記されており、手続きについての確認も忘れていません。
大人の習い事を辞めるメールの例文
次に、大人が自分の習い事を辞める際のメールの例を見てみましょう。
拝啓 〇〇先生殿
いつもお世話になっております。
~年間ご指導いただきましたが、この度私事の事情により〇月〇日をもって〇〇教室を辞めさせていただくことになりました。
〇〇先生のもとでご指導いただきながら学ぶ日々のなかで、私自身成長をすることができました。
〇〇教室で習い始める以前よりも・・・をさらに・・・を好きになることができました。
先生や他の生徒さんたちと過ごした日々を思い出すたびに〇〇教室に通いだして心から良かったと思っています。
楽しく、とても充実した日々でした。
本当にありがとうございます。
〇〇先生の今後の益々のご活躍を心からお祈りしております。
△△(自分の名前)
大人の場合は、自分自身の成長や感謝の気持ちをより具体的に述べるのがポイントです。
習い事を通じて得られた経験や成長を伝えることで、先生への感謝の気持ちがより伝わりやすくなりますよ。
メールを書く際の4つの重要なポイント
習い事を辞めるメールを書く際は、以下の4つのポイントを押さえましょう。
- 辞める理由を明確に書く:
プライベートな理由で全てを明かす必要はありませんが、「飽きたから」といった軽率な理由は避けましょう。以下のような理由が適切です。
- 引越し
- 学業に専念
- 通うことが困難になった
- 家庭の事情
- いつ辞めるかを明確に書く:
「〇月〇日をもって退会させていただきます」のように、具体的な日付を明記しましょう。 - 感謝の気持ちを述べる:
今までお世話になったことへの感謝を忘れずに伝えましょう。習い事を通じて得られた成長や喜びについても触れると良いでしょう。 - 手続きについて確認する:
退会に必要な手続きや書類について確認することを忘れずに。「必要な手続きがありましたら、ご連絡いただけますと幸いです」といった一文を入れましょう。
習い事を辞めるときのマナー
メール以外の方法で習い事を辞める場合のマナーについてもお伝えしますね。
対面で伝える場合
- 最低でも辞める1ヶ月前に伝える
- 習い事の時間内ではなく、終わってから時間をもらう
電話で伝える場合
- 電話をかける時間帯に気をつける(授業中や早朝、深夜は避ける)
- 余裕をもって1ヶ月前に辞めることを伝える
どの方法を選んでも、最低1ヶ月前には辞める旨を伝えるのがマナーです。先生側の準備や手続きの時間を考慮しましょう。
なぜメールで伝えるの?対面で言うべき?
まず、習い事を辞める際は基本的に対面か電話で伝えるのがベストです。
しかし、スケジュールの都合や遠方への引っ越しなど、直接会って伝えるのが難しい場合もありますよね。
そんなときは、メールで丁寧に伝えるのも立派な方法です。
ポイントは、メールでも誠意を込めて書くこと。そうすれば、先生も理解してくれるはずです。
習い事 辞める メール 例文 まとめ
長年お世話になった先生には、メールだけでなく、お礼の品を贈るのも良いでしょう。
例えば、人気のクッキーや手作りのカードなど、心のこもった贈り物で感謝の気持ちを表すのもおすすめです。
習い事を辞めるのは寂しいことかもしれません。
しかし、丁寧に伝えることで、先生との良い関係を保ちながら新しい一歩を踏み出すことができます。
この記事の例文やポイントを参考に、あなたなりの心のこもったメールを書いてみてください。
きっと、先生も理解し、温かく送り出してくれるはずです。